トップ > 各種事業・イベント等 > 大阪で余市のワインと余市食材のペアリング試食会を開催
2025年1月31日(金)、リーデル大阪店(大阪市北区) で余市町産の食材を使った料理とワインのペアリング試食会を行いました。
2023年9月に東京・青山で開催したイベントに引き続き、ミシュランガイドにも掲載されているフレンチの名店「Restaurant La Cime」の高田裕介シェフにご協力いただき、余市町の食材を使った料理をふるまいました。余市町は積丹半島の東の付け根に位置し、北に豊かな漁場の石狩湾をのぞむことから、古くからニシン漁で発展してきた歴史を有するほか、現在ではニシンに加え、エビ、ウニ、カレイ、ヒラメ、サケ、マグロなどの漁が行われています。これらの豊富な水産物の中から、高田シェフがチョイスしたのは「ニシンフィレ」と「ボタンエビ」。さらに、余市郡漁業協同組合が進めている新プロジェクト「余市さかなラボ」第一弾の商品「いくらワイン漬け」も使用いただき、合わせて2品の料理を考案いただきました。
イベントは、余市町と包括連携協定を結ぶリーデル・ジャパンが、余市町産のブドウを使ってプロデュースしたワイン「ヨイチ・ノボリ・ツヴァイ 2022」での乾杯でスタート。続いて、余市町内のワイナリーで生産されたワインを順番に提供。それぞれのワインの特徴や味わいについて、日本で唯一のマスターソムリエである高松亨氏(余市町地域おこし協力隊) が説明しました。提供した食材とワインは以下のとおりです。
リーデルオリジナルワインで乾杯
料理の説明をする高田裕介シェフ
ワインをサーブするマスターソムリエの高松亨氏
齊藤啓輔町長は、「余市町はワインと美食の町への歩みを確かなものにするべく、今年2月にフランス・ブルゴーニュのジュヴレ・シャンベルタン村と親善都市協定を締結します。締結に至るまでにはさまざまな協議がありましたが、協定を契機に新興ワイン産地として成長を続ける北海道余市町と、世界的な銘醸地として名高いジュヴレ・シャンベルタン村が共同で築く未来にご期待ください」と挨拶。イベントに参加した「余市町ワイン大使
」の髭男爵・ひぐち君からも、「余市町には現在19 のワイナリーと50 軒以上のワイン用ぶどう生産者がいますが、まだまだ増える予定です。それぞれの個性をぜひ楽しんで」と参加者に向けて呼びかけがありました。
試飲会に参加したメディアやワイン業界関係者からは「余市町は日本ワインの産地の中で最も注目されている場所。まだまだ進化しそうだと実感した」「料理もワインも素晴らしかった。稀少なワインと聞くが、ぜひ余市を訪れて飲んでみたい」などの声が聞かれ、盛況のうちに会は終了しました。
提供したワインと料理
登壇者によるフォトセッションの様子